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名前がこのプロダクトが持っている機能の大筋を表現しているのだが、加えて説明すると、ハクチョウの首の部分はゴム製で自由自在に曲げることができ、その角度で固定できる。また、首が細くて長いので、従来の懐中電灯では届かなかったような場所で役に立つ。

左の写真のように置くこともできるし、ロゴが入っている部分がクリップになっているので、胸ポケットに入れて、対象物を照らしつつ両手で作業したい時なんかに便利だ。

[上] コンパクトに収納できる。 [下] 単4電池2本を入れるスペースにレッド・レンズと予備の電球が格納されている。

また、持ち運びする際には、右の写真のようにハクチョウの首の部分をボディにくるりと沿わせ、左上の写 真で脚になっている部分にパチンととめると、とてもコンパクトでニートだ（勿論この状態でも使用できる）。置いた状態で使う場合には、もう少しボディが重い方がいいのかもしれないが、シルバーメタリックのプラスティックのボディは、とても軽くてハンディでいい。

他にも、ハクチョウのヘッド部分（ランプ）は防水性で、回転させると光の広がり具合を調節することができたり、付属のレッド・レンズを装着すると、暗闇の中でのホワイトライトの眩しさを避けることができたり、またそれが電池入れの場所に格納されていたり、キセノン電球使用のため、小さいながらに結構明るかったりと、デザインがユニークなだけでなく、いろんな気配りがあるこだわりのあるスグレモノ。ＮＹインターナショナル・ギフト・フェアでアクセント on デザインで受賞したのも頷ける。

冒頭でも述べたが、デザインの力のなんと大きなことか。プロダクト・デザインにおいてはデザインは美の追求だけでなく、機能の追求であり、アイデアの具現である。デザインのいいプロダクトには、人間の脳ミソから「生まれてきた」ある種 "命"の存在感がある。このフラッシュライトのように、懐中電灯なんていう無骨なアイテムを、ここまで洗練し、手にしたい一品にしてしまうのだから、デザインってすごい。

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