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デザイン・ウォッチング
意匠

スターウォーズのフォース
Pepsico Inc./ Tacobell corp/ Pez Candy Inc.
7/14/99

Star Wars
写真をクリックすると拡大イメージが見られます。(6〜18K)

日本でも封切り直後最高動員数を獲得したスターウォーズ:エピソード 1〜ファントム・メナス〜。アメリカでは5月19日リリースだったので、その前後熱狂的に盛り上がっていたとはいうものの、今はもう遠い昔といった感じ。だが、スターウォーズのライセンス商品の方はまだまだ街のあちこちで見かける。今号はデザイン批評ではないが、日本でもスターウォーズ・グッズが出回っていることだと思うので、アメリカで出回っているスターウォーズ関連グッズを紹介する。

上記写真、左上から時計回りに、

  1. ボスナスのペプシ・ラージ・ドリンクカップ from タコベル
    背中の部分にストローがさせる穴があいている

  2. ストームトゥルーパーのペッツ
    他にはルーク、レイア姫、ボバヘッド、金色のC3PO等があるがいずれもエピソード4以降のキャラクター

  3. ペプシの懸賞付きコーラ
    キャップを開けてヨーダが出てきたら当たり。C3PO、ヨーダ、アミダラ、アナキン等絵柄違いあり

  4. タコベルのプレミアムグッズ、アナキン・スカイウォーカーがポッドレースで乗ったビークルのおもちゃ
    水色のポンプを押すと空気の力でビークルが飛び出すというしくみ

  5. クイ-ゴン・ジンの回転キャンディ
    グリーンのボタンを押すとライトセーバーを振り回す。そして彼の頭にささっている棒付きキャンディがくるくると回る・・・

  6. ダース・モールのライト・セーバー・ガム
    赤い部分は収納されて売られている。持つところのグレーの部分を回転させると出てくる穴から四角の小粒のガムが取り出せる

  7. ジャージャー・ビンクスの飴
    ピストン状になっている部分を押すと口を開けて舌を出す。その舌がキャンディ

登場キャラクター、乗り物、武器と、スターウォーズはこれまでの4作品ともまさにキャラクター・グッズ制作のネタの宝庫である。

スターウォーズは、これまで映画による売り上げが15億ドルなのに対して、ライセンス商品による売り上げ45億ドルという、映画を商品化して大儲けするというビジネスモデルを確立している。ペプシコーラのペプシコが、今回のエピソード1と2002年公開予定のエピソード2、2005年公開予定のエピソード3の計3回分のライセンス契約料として20億円を支払ったのは、こういった過去の実績からの目算だ。エピソード1の関連グッズは、120億ドルの売り上げ見込みであるという。

アメリカでは、こういった商品を子供だけでなく自分の顔に責任を持たなければいけないような年になった大の大人が喜んで買うからこそ、この数字という気もするが、こういった展開を見ていると、キャラメルについてくるおまけが大事なのは、どんなスケールであれ重要なポイントなのだと思う。キャラメルは食べ終わっても、コレクターズ・アイテムになるようなものは、綿々とトレードされ続ける。


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This article is critique about overseas advertising and products to Japan. All rights of original works are reserved by the advertisers or the creators who made them. No reproduction or republication.

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