|
収納し、運び、仕事するバッグ Lapdog: Shaun Jackson Design Inc. 9/15/99
朝夕のラッシュアワー、大都市ニューヨークとベッドタウン都市コネチカット間を走るメトロノース・トレイン内では、通 勤時間を有効利用して、新聞や書類に目を通す以外に、ラップトップを開けて仕事している人をよく見かける。（日本では当たり前の薄型のものが普及し出したのは、アメリカでは本当につい最近のことだが）携帯電話も普及し、車内は移動オフィスと化している。 こうやって毎日持ち運ぶ機会が多いラップトップではあるが、機能的でデザインのよいバッグは意外と見あたらないものである。よくあるのはただ真っ黒な防水加工されたキャンバス地の分厚いアタッシュケース状の鞄だが、あれだけ何にも似合わない鞄はないかもしれない。あれを持った途端、他の衣服、持ち物、身だしなみにどんなに気を使っても、それら全てが水の泡になってしまう。 そうは言っても、精密機械のラップトップを持ち運ぶのであるから、スポーツバッグやトートバッグというわけにはいかない。多少の衝撃からは本体を守ってくれるような構造の、それ専用のバッグが欲しいものである。 "Lapdog: ラップドッグ" という名のこの黒一色でシンプルな手提げ-肩掛けの２ウェイバッグ、カッコイイだけでなく、とてもユニークな作りだ。バッグというものが持つ機能である収納と持ち運びとプラスアルファがあるのだ。 収納スペースは３つ。膝の上にバッグを置き、バックル部分をはずし、２つのポーチの部分を両側に開くと中央にラップトップを包んでいる部分が現れる。その部分を開けてくるくると巻くと、キーボード用のリストレストになる。ポーチの部分は開けると腿の横にその重みで垂れ下がり、安定するので、バッグを開けた状態で仕事がしやすいように考えられている。 ポーチ部分にはポケットがいくつもあるのでバッテリー、筆記用具、ディスク等、何かと細々ある仕事道具が整理整頓できていい。 ラップドッグは、収納し、持ち運び、仕事できる--ポータブル・ワークプレイスとなるクールなバッグだ。
Copyright 1998-2001 © CYBER SEAS JAPAN Inc. "ESSENCE of NY"に掲載されている写真は、いずれもアメリカの広告作品の資料として紹介しているものです。写真の一部または全部を改竄または転載することは固くお断りいたします。原著作権並びに肖像権は、広告主・広告制作者・出演者がその権利を有します。記載されている会社名・製品名等は各社の商標および、登録商標です。掲載記事の無断転載を禁じます。 This article is critique about overseas advertising and products to Japan. All rights of original works are reserved by the advertisers or the creators who made them. No reproduction or republication. |
│ ＣＬＩＣＫ→ │
└────────┘