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クリスマスも間近。華やかなイルミネーションで光り輝くニューヨークの街角であるが、実は、これらのデコレーション、定番化しているものも結構多い。ざっとそれらを見てみよう。そこには、いつも新しいものを追い続ける気風がある一方で、自らの伝統を築いていこうという老舗のプライドのようなものが感じられる。

[ 写真上左 ]
●クリスマスと言えば、毎年12月１日に点灯式が行われるロックフェラーセンターのツリーとチャネルガーデンの白いワイヤーの天使。イルミネーションは、１月３日まで見ることができる。

[ 写真上右 ]
● ミッドタウンの The McGraw Hill Companies のビル前広場。写真をクリックして拡大写真をご覧頂くと、人やドアとの比較で、松ぼっくりや、赤と青の電球が、いかに大きなオーナメントであるかがよくわかる。

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[ 縦位置写真左から時計回り ]
●映画、『34丁目の奇跡』でも知られるデパート、メイシーズ。ブロードウェイ側のデパートの壁面に、イルミネーションで大きなツリーが描かれる。

●36人の女性ダンサー、the Rockettes がラインダンスを踊る恒例の『クリスマス・スペクタクラー』上演中のラジオ・シティ・ミュージックホール。外観の飾りも恒例。

●ホリデーによってライティングの色が変わるエンパイア・ステート・ビルディング。現在はクリスマスシーズン色。

●ソーホーの北東、ノリータのとあるアパートメントの飾り付け。私の知る限りで、ここ数年は同じ飾り付けでご近所を楽しませてくれている。ツリーの両側に立っているのは、クルミ割り人形。

●ホリデーシーズンの11月26日から１月７日までの臨時の終日駐車禁止を表す道路標識。

●オモチャのデパート、F.A.O.シュワルツ。ドアの上の女の子の人形は、今、女の子に人気の Eloise。写真の右側の通り沿いのショーウィンドウも Eloise で、シュワルツは目玉商品とデコレーションを連動展示。

●年末までブルーミング・ライツという飾り付けをしているブルックリン植物園の模型とツリー。ファッション・デパート、サックス・フィフス・アベニューにて。

● 同デパートのフィフス・アベニュー沿いのウィンドウでは、毎年、クリスマスのストーリーがデコレーションによって語られる。いわばショーウィンドウの紙芝居。ウィンドウはめくられることがないので、人々が次のウィンドウへと移動することになり、このシーズンは行列ができる。

[ 横位置写真上から ]
●ミッドタウンのチェイス銀行前の噴水広場。巨大な赤玉のクリスマス・オーナメントは、The McGraw Hill Companies のビル前広場にあるものと共通する。

●ティファニーと向かい合う、同じく高級宝飾品ブティック、ブルガリ。シックな雪の結晶。

●ワーナー＆ブラザーズのショーウィンドウは、今年一大ブームとなったハリー・ポッター。

今回はいつもなら広告 advertising watching をお届けしているところですが、シーズン特別号として、ニューヨークのクリスマス模様をお届けしました。

本年もご愛顧いただきありがとうございました。
21世紀もよろしくお願いいたします。
メリークリスマス＆ハッピーニューイヤー！

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