NY now : 禁煙法施行後のニューヨーク・ナイト・スポット updated on October 6, 2003

CBGB @ Bowery Street シガー・バーやごく一部の場所を除いて、ニューヨークではもはやバーでも煙草を吸うのは違法となった。というわけで、オフィス街のビルの前でビジネスマンが立ち煙草をするのと同様に、バーでも入り口のところで一服するしかない今日この頃。 写真はパンク発祥の地として有名なバー＆ライブハウス、ＣＢＧＢ。ドアの横の椅子の上に大きな木箱が置かれていて、"YO! CIGARETTE ONLY. NO GABBAGE!! (おい！吸い殻だけ。ゴミ箱じゃないぜ!!)"っと主張している。大きな灰皿だ。そしてウィンドウにはリス（今の今まで、茶色いのに、なんとなくドブネズミと錯覚していた・・・）がくわえ煙草でポーカーをしている。古き時代を偲んで作られたディスプレイなのだろうか。 吸わない者にとってはありがたい禁煙法だが、喫煙者はバーでもレストランでもライブでも、とにかく吸いたくなったら外に出るしかないので、厳しい冬を思うとちょっと気の毒だ。ちなみにニューヨークの本日の最低気温は既に7.8℃。昨夜わが家では今シーズン初めてヒーターが入った。 (ニューヨーク編集室　向井余史子)

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